060918

山本呉服店様 (京都・上京区)


京町屋の着物サロンさんのリノベーション

 

 

京町家のリノベーションが完成しました。

 

創業が江戸時代中期という岐阜県の老舗呉服店山本呉服店さんの京都の隠れ家です。 

 

 


床の間に着物を飾るという提案をして、照明計画しました。

 

 

ただ、飾るモノについては、「持ってきてくださいね」とだけお伝えしました。

 

 

「季節もあるので、浴衣を持ってきて見ました。」という由紀子さんが出してこられたのが、男物の浴衣

 

 

渋い!!! かっこいいー

 

 

さすが創業120余りの呉服店さんだなぁと感心しました。

 

 

「でもこれ、ポリエステル100(%)だからお手入れしやすいのよ」

 

 

そのあとチラッと

 

 

「ポリエステルにも色々品質あって、これは最高に綺麗だけどね」

 

 

さすが、触った感じや光に当たったところの光沢がとても美しくて、色も渋いです。

 

 

 

 

この洋室を初めて見せていただいた時に、物凄くかっこいい!と思いました。

 

このお部屋に負けない家具を探しました。

 

アンティーク家具ショップを中心に丸4日あーだこーだ考えて決めたのがこちらです。

 

ここでワークショップやお客様との語らいなど楽しい時間が生まれると思うとほんと、良かったと思います。

 

もちろん、インスタ映えもします^^

 

 

着付けを終わられたお客様にご自由にお茶を飲んでいただけるように・・

 

 

ということだったので、ティーサーブできる台を探しました。

 

 

ナポレオン3世時代のこのライティングテーブル

 

 

かなり状態も良く、メンテナンスもされていて、細部の造りもとても美しいです。

 

 

テーブルトップに皮が施されていて、茶器を置いても傷がつきにくく大切にお使いいただけると思いました。

 

 

今回お選びしたアンティーク家具は、山本呉服店さんとほぼ同じ時を過ごしてきた家具です。

 

 

これから一緒にさらに時を重ねていただけると素敵だなと思います。

 

 

 

 

 


京都山本呉服店 誕生物語

 

こちらの場所で「着物を通して人を喜ばせることをしたい!」という由紀子さんのアツい想いをお聞きしました。

 

 

それならやはり「居心地のいい空間」にすることは大事なので、こんな感じのご提案から始まりました。

 

 

before 


施工の様子

神は細部に宿る

当たり前に美しく仕上げる職人さん達のおかげで今回も美しく仕上がりました。

 




とっても素敵な山本呉服店の由紀子さんのブログは こちら